「取材商法」という言葉を初めて聞いた。
中小企業に、「おたくの企業を、当社で発行している雑誌で紹介したいのですが」
と電話をかけてくる。聞けば、芸能人が来るのだという。
ああ~あの人ね、というクラスの、ひと昔売れてたような人。
ところが「取材費用として7万円お願いしております」という。
えっ、お金を取るの?と思う人もいれば、
7万円くらいならいいか、という人もいる。
取材を受けたとする。芸能人は確かに来たが、
たいした話を聞いてくれるわけじゃない。
そりゃ経営コンサルタントじゃあるまいし、
ビジネスに関して突っ込んだ話ができるはずもない。
後になって雑誌は送られてくるのだが、
書店にこんな本、売ってるか?という感じの本だ。
ページをペラペラめくっても、確かに昔売れてたけど、
今はさっぱり…という、タレントやスポーツキャスター崩れが、
パッとしない会社をインタビューした、
底の浅い記事ばかりが羅列されている。
「経営者向けの雑誌」と謳っているが、
経営者はこんな内容のない雑誌、読むはずもない。